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アポスティーユ 翻訳証明

アポスティーユを無犯罪証明書にいただくにはどうしたらよいのでしょうか?
アポスティーユっていうのは、日本の外務省で頂くものなのだとおもうのですが、
次の著作権切れの伊丹万作の文章を読みながら考えてみることにしました!八歳のとき私は郷里の松山へ帰つた。そしてそこで十八の春まですごした。
 松山に常設館というものができたのは私が十三の年であつた。
 常設館ができるまでは巡業隊の持つてくる写真を芝居小屋か招魂祭の掛小屋で見ていた。
 招魂祭の掛小屋で乃木大将の一代記というのを見た覚えがある。その写真は乃木大将の少年時代からのことが仕組まれてあつて、まだ前髪をつけた乃木大将が淋しい田舎道を歩いていると、大入道や傘の一本足のばけものやその他いろいろのばけものが趣好をこらして入りかわり立ちかわり現われた。乃木大将は新しいばけものが現われるたびにカラカラとうち笑つて「それしきのことに驚く無人《なきと》(大将の幼名)ではないぞ」という同じせりふを何べんとなくくり返した。もちろんそれは弁士のつたない声色であるが、この年になつてもいまだにその節まわしが耳に残つているところをみると人間の記憶力の気まぐれな選択作用に驚かされる。
 そのころ松山には四つの芝居小屋があつた。四つのうち二つは目抜きの場所にあり、そのうち新栄座というのが一流で寿座というのが二流どころであつた。
 あとの二つは場末にあつてともに三流であるが、この三流のうちの片方はまつたくはいつたことがないので私は知らない。
 知つているのは伊予鉄道の松山駅のすぐ傍にあつた末広座という小屋である。
 末広座というのは比較的新しい名前であるらしく、私の祖母などは常に旧名を用いて大西座と呼んでいた。
 この小屋は今はなくなつてしまつたが、実に不思議な小屋で、それは駅の傍というよりもむしろまつたく駅の構内にあつた。
 舞台と観客席は建物の二階と三階が使用されていて、この小屋には一階がなかつた。
 一階にあたるところは駅の引込線がはいつていて、ちようど扉のない倉庫のような体裁を備えており、しかもだれでも通りぬけ自由であつた。そのかわり夜などはまつ暗で線路につまずかないように注意して歩かねばならず、ときによるとまつ暗な中にまつ黒な貨車が引きこんであるのに鼻をぶつけそうになつたり、またある時は壁に沿うて塩だわらが山と積まれ、通るところがなくなつていてめんくらつたりした。
 もともとあまり大きくもない駅の構内にあるわけだから、駅の中心からいくらも離れていない。したがつて汽笛の音、蒸気の音、車輪の音、発車のベルの音その他、すべて鉄道事業の経営に付随する各種の音響は遠慮なく劇場の中へ飛びこんできて見物の注意を奪つたから、不幸なこの小屋の見物たちは忠臣蔵の芝居を見ているときでも、自分のからだがプラットフォームの近所にいることをどうしても忘れることができなかつた。
 今になつて考えるとこの小屋は、その敷地の位置からおしてあるいは伊予鉄道会社が経営していたのかとも思われるが、万一そうだとするとこの二つの事業の関係はかなり奇妙なものである。
 およそ考え得る劇場の位置として、停車場の構内よりも不適当なところはあまり多くあるまいと思われる。最も鋭く、最も現実的な音響を聞かせて、絶えず見物の幻想を破壊しながら芝居や活動を見せようという仕組みになつているのだから、見物の身にしてみればやりきれたわけのものではない。何のことはない、遊興してよい気持になりかけると入りかわり立ちかわり借金取りが現われるようなものである。
 はたしてこの劇場はまもなく取り壊されてしまつたが、この小屋で見た写真で記憶に残つているのを拾つてみると「碁盤忠信」、「滝の白糸」、「祐天吉松」などというのが思い出される。
 俳優などはまつたくわからない。
海外に住んでいるわたしのような場合、たとえば、戸籍謄本にアポスティーユが
必要な場合は、行政書士さんとかのアポスティーユ代行業者に頼めばよいと思うのですが、
無犯罪証明って、確か、日本に本人がいないととれないんでしたっけ???
では、伊丹の文章をさらに読み進めましょう!
たしかにアメリカの写真だと考えられるものもこの小屋ではじめて見た。
 白人とアメリカ・インディアンとの間に争闘が行われ、騎馬の追つかけがあり、鉄砲の撃ち合いがあり、まつたく躍りあがるほどおもしろかつた。これが活劇というものを見た最初かもしれない。
 この小屋の近所に御堂という変つた苗字の靴屋があつた。私たちは夕方になるとその家へ遊びに行つて八時すぎまで待機の姿勢をとる。八時すぎになるとみなでぞろぞろと小屋の前へやつて行つて下足番のおやじにむかつて運動を開始する。もちろん臨時無料入場認定促進運動である。
 ところが妙なことにこの運動はいつも効を奏したので、私はこの小屋だけは金をはらつてはいる必要がなかつた。
 いつたいに寂しい小屋でときどき思い出したように蓋を開けるが、一年のうちの大部分は戸が締まつていた。
 興行の種類は人形芝居、壮士芝居、活動写真などで、そのほかにしろうと浄瑠璃大会、学術参考的見せ物などをやつているのを見たことがある。
 あるとき人形芝居がかかると私の知つている近所の子供が舞台を手伝いに行き始めた。
 聞いてみるとその子の父親が実は人形使いなので、ふだんは職人か何か堅気の職業に従事しているのであつた。それにしても、その子供がいつたい何を手伝いに行くのかと思つたら、赤垣源蔵の人形が徳利を置くと、その徳利をじつと持つている役目だという。
 なるほど人形芝居は塀のようなものの上で芝居をするのだから、徳利などはいちいちだれかが支えていなければ塀の下に落ちてこわれてしまう勘定である。
 私たちはこの話を聞くとたちまち例の運動を起して華々しく徳利の総見をおこなつた。
 赤垣源蔵が徳利を置くと黒い布をかぶつた小さいやつが出てきて、徳利を両手に支えた。
 顔がわからないのが残念であるが、この黒ん坊があの子供に相違ないのである。
 こちらからは見えないがむこうからはよく見えるらしく、注意していると黒ん坊はどうやら布の中で我々を見て笑つているらしいのである。そのためか徳利がしきりに動くので私はたいへん気になつた。
 大勢の客が徳利の動くのを見て笑い出したら一大事だと思つたが、だれももはや徳利のことなどは忘れてしまつているとみえて一人も笑うものはなかつた。
無犯罪証明を本人が日本で取るしか方法が無いのならば、それに付すアポスティーユも
当然自分が取るしかないことに 笑。
結局、アポスティーユをとるために日本への帰国が必須なのか????


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